アフィリエイトを始めるには、まずアフィリエイトのことをよく知る必要があります。
あなたが現在アフィリエイト初心者だとしたら、参考になる記事です。
この記事では、アフィリエイトの基礎の基礎である「アフィリエイトとは何か?」からアフィリエイトでどのように報酬(お金)が発生するのか「アフィリエイトの仕組み」を紹介していきます。
アフィリエイト初心者にこそ読んでもらいたい部分です。
アフィリエイトとは何か?
アフィリエイトの始め方を知るには、まず「アフィリエイトとは何なのか?」を知っておく必要があります。
アフィリエイトはインターネットビジネスです。更に言うと「WEB広告業」です。
あなたのサイトやブログに広告を貼り、訪問して来たユーザーがその広告をクリックします。そのユーザーが公式サイトへ行って商品を購入すると報酬の一部があなたに支払われます。
これが基本的なアフィリエイトの流れです。
このWEB広告を利用して稼いでいる人達を俗に「アフィリエイター」と呼んでいます。
よくアフィリエイトとかインターネットビジネスをしていると「怪しい」と感じる人が多いのですが、ビジネスとして真っ当にやっている人の方が断然多いです。またネットワークビジネスと混同している人も多く、余計に怪しまれてしまうのが現実です。
インターネットはとても便利です。便利がゆえに悪いことをして稼いでいる人も実際にいます。
そんな人達が公にTVで○○詐欺だとかで出ることがあるので、インターネットビジネスは全て「怪しい!」とか「詐欺だ!」と思ってしまうかもしれません。
私も初めは疑っていましたが、実際にアフィリエイトで色々検索したり、本を読んだりして勉強していくうちに「全然怪しくないじゃん」って思うようになりました。というか普通のビジネスと根本的には変わりません。
インターネットという技術は所詮ツールでしかありません。そのツールを正しく使うのも、悪く使うのもあなた自身です。
アフィリエイトの仕組みをよく知ることで、この疑いは晴れて行きます。
アフィリエイトの仕組み
そんなインターネットビジネスであるアフィリエイトですが、一体どんな仕組みなのでしょうか?
仕組みを理解しなければ怪しいものに変わりありません。
誰も慈善事業でアフィリエイトをしている個人も企業もありません。何かしらの利益があるからアフィリエイトをするんです。アフィリエイトの仕組みを知ることで、誰に何の利益があるのか考えてみましょう。
まずアフィリエイトを始める為には、あなたのサイトが必要になります。
そしてそのサイトへ広告を貼っていくわけなのですが、広告は企業側(会社)が出しています。
私達アフィリエイターはその広告をサイトへ貼り広告収入を得るわけですが、広告主と直接やり取りするわけではありません。
アフィリエイターと広告主の間にASPという仲介業者が入ります。このASPという会社があることで、アフィリエイターは企業に単価交渉を初めとする細かい条件など煩わしい部分を全て任せられます。
メモ
ASPとはアフィリエイト・サービス・プロバイダの略で、成果報酬型広告を配信する事業者のこと。広告主から依頼を受け、アフィリエイターなどの個人や企業が作ったWebサイトなどに広告を配信する。Webサイトに載せた広告の表示回数・クリック数・コンバージョン率などを集計し、サイトの購入実績などからその成果に応じてWebサイト所有者に報酬を支払う。その報酬の一部をASPは得ている。
実はアフィリエイトでやっている広告業はテレビ業界とも似ています。
テレビは番組という企画があり、その合間にCMが入ります。その企画番組を作る為には芸能人が必要です。CMの広告主が番組側へ広告費を支払っているんですが、人気番組のCMとなれば露出も増えて知名度が上がり、商品も売れていくという仕組みです。
人気のあるTV番組はみんなが見るので効果も高く、より高い広告費が支払われます。なので番組スタッフは人気番組を作りたいわけです。人気番組を作るには有名な芸能人であったり、旬な芸能人を高いギャラで番組に出演させます。
- 芸能人=アフィリエイター
- 番組スタッフ=ASP
- テレビCM=広告主
- ユーザー=TVを見てる人
と言ったところですかね。
この人気番組のCM効果は絶大で、多くの広告主が多額の広告費を掛けています。
アフィリエイトはこのWEB版ってところで、人気のサイトがあればそこに広告を掲載することで商品のアピールができ知名度が上がるので、その分商品が売れ広告費に沢山のお金を投入できます。
ユーザーは楽しいサイトや役に立つサイトなどの人気サイトや質の高いサイトへ訪問していき、色々な役立つ情報を見て行きます。その記事に納得したり、共感したりすることで、一定数のユーザーがそのサイトに載っている広告を見て公式サイトへ行き商品を買ってくれます。
つまり、アフィリエイター、ASP、広告主、この3社にとって利益があることがアフィリエイトってことです。
この3社の利害が一致しているので成り立つインターネットビジネスが「アフィリエイト」です。
広告主は知名度が上がり、商品が売れやすくなる。ASPはアフィリエイターの報酬の一部や広告主に登録料を貰い運営している。アフィリエイターは広告からの売り上げにより、その一部を報酬として受け取ることができる。
では、実際にみなさんがどんな思いで運営しているのか見てみましょう。
アフィリエイターから見た仕組み
アフィリエイターとしては、訪問してきたユーザーにサービスや商品を紹介することでお金を稼ぐことができる。なのでなるべく沢山のユーザーに購入してもらうために「質の良いサイト」やより「専門的なサイト」を作ろうとします。
この結果、ユーザービリティの優れたサイトができユーザーとアフィリエイターの双方がWin-Winの関係になる。
ASPから見た仕組み
ASPとしては、1人でも多くのアフィリエイターに広告を掲載してもらうことで、広告主の要望(露出UP)に応えられる。なのでASPは新規のアフィリエイターや広告主の獲得を増やすことで自社の売り上げが増える。
ASPはアフィリエイターにたくさん稼いでもらうことで、自社の売り上げも伸びる仕組みなのでアフィリエイターの強い味方です。
この結果、ASPとアフィリエイターの双方がWin-Winの関係になる。
広告主から見た仕組み
広告主としては、商品を色んな人に買ってもらいたい。新規顧客が増えることでリピーターも増えていくので新規顧客の獲得に力を入れている。広告費が多少掛かってでも多くのアフィリエイターに商品の広告をサイトに載せてもらい、色んな人に自社商品のアピールをしたい。
また1人1人のアフィリエイターと個別に契約するには管理が大変なので、ASPという仲介業者を通すことで効率良く広告の拡散ができる。
この結果、広告主とアフィリエイター、ASPもWin-Win-Winになる。
では次にユーザー目線に立って見てみましょう。
ユーザーから見た仕組み
ここまで見たあなたは、もしかしたら「ユーザーは損するんじゃないのか!?」と思っているかもしれない。ユーザーから見たアフィリエイトの仕組みはこうだ。
ユーザーはWEBサイトで気になる商品の特徴やキャンペーン情報、他の人の口コミや評価など自分だけではなかなか知り得ない情報を元に商品を購入する前に検討できるというメリットがあります。
ユーザーは公式サイトで直接商品を購入しようが、アフィリエイトサイトを経由して購入しようがデメリットはありません。購入金額も一緒です。
デメリットがあるとしたら広告主です。
広告主側からすれば直接購入してくれた方がアフィリエイターに報酬を払わずにすむので、その分利益が出ます。しかしそれを凌駕するほどインターネットビジネスの広告効果は絶大ということです。
これはアフィリエイトの市場が大きい理由でもあります。1人1人がスマホを持ち、いつでもどこでもインターネットへアクセスできる環境が整っていることがアフィリエイト業界を急速に発展させました。
アフィリエイトの仕組みとは、以上のように大人の事情が渦巻いています。
まとめ
アフィリエイトとは、インターネットビジネスでありしっかりとした仕事です。
副業でアフィリエイトを始める方も多いと思いますが、やる以上はプロ意識をもった記事の書き方やサイト構成をしていかなければ難しいかもしれません。
また、アフィリエイトの仕組みではアフィリエイター・ASP・広告主・ユーザーのそれぞれがどの立ち位置なのかを把握することも大切です。ビジネスの利害関係をハッキリさせておくことは基本ですね。
基礎的な事かもしれませんが、お金の流れを知ることでアフィリエイトで稼ぐことに近づくのではないでしょうか。